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非課税口座
「NISA(ニーサ)」を
活用しよう!
利用者数や年代別の平均買付額は?

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我が国の個人金融資産が「貯蓄(現預金)」に偏っていることから「資産形成」を支援・促進するために少額投資非課税制度(以下「NISA(ニーサ)」といいます。)が2014年1月に創設されました。その後、使い勝手を良くするための制度改正が繰り返され、令和5年度税制改正においてNISAの抜本的拡充・恒久化措置が行われました。
NISAは、国民が証券投資による非課税メリットを享受することにより、自助努力に基づく中長期の資産形成による成功体験を積み上げ「貯蓄から投資へ」の流れを確実なものとすることを目的に創設された制度です。

「NISA(ニーサ)」の歴史

2014年1月に「一般NISA」、2016年4月より「ジュニアNISA」、 2018年1月より「つみたてNISA」が創設されました。 2014年1月に「一般NISA」、2016年4月より「ジュニアNISA」、2018年1月より「つみたてNISA」が創設されました。

さらに、2024年1月からは政府が掲げる「資産所得倍増プラン」の実現に向け、「貯蓄から投資へ」の流れを加速し、幅広く資本市場に参加することを通じて資産運用による果実を享受できる環境を整備するとして、非課税保有期間を無期限化するとともに、非課税保有限度額(1,800 万円/うち成長投資枠1,200万円)を大幅に引き上げるNISA制度の抜本的拡充・恒久化が行われることとなりました。
具体的には、長期・積立・分散投資による継続的な資産形成を行えるよう一定の投資信託を対象に積立投資を行う「つみたて投資枠(年間120万円)」と、今までの「一般NISA」の役割を引き継ぐ「成長投資枠(年間240万円)」を設け、両枠の併用(年間360万円)を可能としました。

「一般NISA」や「つみたてNISA」の積立額は平均いくら?

2023年までのNISA制度における「一般NISA」や「つみたてNISA」の利用状況について確認しましょう。金融庁が公表している「NISA口座の利用状況調査(2023年6月末時点)」をもとに見ていきましょう!

(1)NISA口座数

日本の人口(2023年11月)は、1億2,431万人でNISA口座の開設数(ジュニアNISAを含め)は、2,044万人で、日本人のおよそ6人にひとり(16%)は、NISA口座を開設していることになります。
2024年からのNISAは、制度の使い勝手も良く、非課税枠の拡大や恒久化が行われることからNISA口座の開設数はさらに増加することが見込まれます。

【口座開設数の推移】

口座数
NISA(一般・つみたて) 1941万4261口座
一般NISA 1105万6122口座
つみたてNISA 835万8139口座
ジュニアNISA 103万3860口座

(2)NISA買付額

単純にNISA口座(ジュニアNISAを含め)による買付額(33兆7293億円)とNISA口座開設数(2,044万人)の関係から、一人あたりの買付額は、165万円になっています
2024年からのNISAは、生涯の非課税投資枠が1,800万円もあることから一人あたりの買付額はさらに増加することが見込まれます。

【投資未経験者(投資初心者)の割合の推移】

買付額
NISA(一般・つみたて) 32兆7518億9255万円
一般NISA 29兆1139億1213万円
つみたてNISA 3兆6379億8042万円
ジュニアNISA 9775億6909万円
  • 2014~2023年の利用枠で買付があった金額の合計。

(3)年代別の口座数

NISA口座開設先の年代別比率は、働き盛りの40歳代(18.9%)、50歳代(18.0%)の比率が高く、次いで30歳代(17.4%)となっています。また、社会人になったばかりの20歳代(10.4%)も資産運用に対する意識が高いことが覗えます。
これは、少子高齢社会を前提に、自身の老後資金や年金問題など将来不安を解消するために、若いうちから自助努力による運用で計画的な資産形成を目指す「賢明な投資家」が増えてきたことが背景にあると考えられます。

NISA口座総数
6月末時点
年代別比率
総数 1941万4261口座 100%
10歳代 6万9139口座 0.4%
20歳代 202万4949口座 10.4%
30歳代 338万2094口座 17.4%
40歳代 366万0051口座 18.9%
50歳代 349万3518口座 18.0%
60歳代 294万5204口座 15.2%
70歳代 253万0491口座 13.0%
80歳代以上 130万8815口座 6.7%
  • これまでに開設された総口座数から金融機関変更に伴う変更前口座・廃止口座の数を差し引いて計上。
  • 年代別比率については、端数処理(四捨五入)の関係で、合計が100%にならない場合がある。

(4)年代別買付額

NISA口座による買付額の年代別比率は、退職世代である60歳代(24.4%)が最も高く、退職金や相続等による資産を運用に回している様子が覗えます。また、金融資産を潤沢にもつ70歳代(19.2%)においてもNISA口座を利用した買付けが目立ちます。

NISA口座買付額
6月末時点
年代別比率
総数 32兆7518億9255万円 100%
10歳代 53億7410万円 0.0%
20歳代 1兆5310億5936万円 4.7%
30歳代 3兆9732億2175万円 12.1%
40歳代 5兆1909億8147万円 15.8%
50歳代 5兆8414億0543万円 17.8%
60歳代 7兆9954億8648万円 24.4%
70歳代 6兆2938億4015万円 19.2%
80歳代以上 1兆9205億2386万円 5.9%
  • 2014~2023年の利用枠で買付があった金額の合計。
  • 買付時の時価により算出。
  • 端数処理(四捨五入)の関係で、総額と内訳が一致しない場合がある。また、各年代別比率の合計が100%にならない場合がある。

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