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新入行員座談会
なぜ、岩手銀行だったのか

⼩笠原 英佑
デジタル推進部
2024年入行
岩手県出身、経営システム工学部卒。現在は個人のお客さまに向け「銀行のビッグデータを用いた広告提案」の企画立案に携わる。
松井 美優
⻘⼭町⽀店
2024年入行
岩手県出身、教育学部卒。出納元締担当として、窓口業務でのお客さま対応に加え、支店全体の現金残高のコントロールを行う業務に従事。
⼩林 晟⼦
中ノ橋⽀店
2024年入行
新潟県出身、教育学部卒。融資担当者として、お客さまからのローンのご相談への応対を行っている。プライベートではバレーボールのクラブチームに所属し、国体県代表に選抜され活躍。
菊川 旭⾶
本店営業部
2024年入行
岩手県出身、商学部卒。個人や法人のお客さまの入出金や納税、振込などの窓口業務全般を担当。プライベートではバドミントン選手として様々な大会で活躍し、国体出場が目標。

銀行の仕事を通して
岩手を盛り上げたい!

小笠原
小笠原
私の場合は大学の講義で体験した「自分たちがひとつの事業体となり、地域と関わる」というフィールドワークが、当行を志すきっかけになっています。「自治体が抱えるさまざまな課題や困りごとを、自分たちが一事業主として解決する」という内容だったんですが、「地域貢献とはこれか!」という喜びがありまして。それに最も近い事業を手掛けているのが当行だと感じたんです。
小林
小林
当行には岩手県出身者が多いですが、実をいうと私、新潟県の出身なんです。岩手には大学進学で初めて訪れたんですが、4年間の学生生活で岩手県の自然やおいしい食べ物、そして素敵な人たちにすっかり魅了されてしまって(笑)。もともと金融系を志望していたこともあり、「岩手のリーディングバンクといえば岩手銀行でしょう!」とすぐに心が決まりました。
菊川
菊川
土地の魅力って「外から見て初めてわかる」ことが多いですもんね。私の場合は逆に「岩手県出身で、進学先が東京」でした。大学の部活動では幼い頃から熱中してきたバドミントンを継続し、様々な大会で結果を残すことができたので、卒業後は「実業団チームか就職か」の二択を迫られていたんです。でもスポーツをやっていると、ふと「周囲からのサポートによって今の自分が成り立っている」と気づかされる瞬間があるんですよね。最終的に「今度は自分が誰かをサポートする番なのではないか」と思い至り、就職を決意しました。当行を志望したのは「岩手で起業をする人達のために役に立ちたい」と思ったから。地元の経済活動に関わる、いろんな人との出会いを期待していました。
松井
松井
私の場合は「岩手育ちで進学先も岩手」。地元が大好きですし、県外に出ることがあまり考えてはいなかったんですよね。逆に周囲から「なぜ岩手から出ないの?」といわれると悔しくて。確かに地方の課題とされるものは大抵が当てはまるし、経済活動も盛り上がっているとは言えない。それでも「岩手はこんなに盛り上がっている」と言い返したくて、岩手を盛り上げるために当行で頑張ろうと思ったことがきっかけです。
小笠原
小笠原
リーディングバンクとしてさまざまな側面から地元を支えることができる岩手銀行は、「岩手のために何かしたい」「地元を盛り上げたい」と考えている人にはフィットする企業と言えそうですね。
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小さな気づきを積み重ねつつ
着実に成長を実感中

菊川
菊川
私は個人や法人のお客さまの入出金や振込などの窓口業務全般を担当しています。この仕事はまず「お客さまが何をしたいのか」をお客さまとの対話を通してニーズを把握することが大切。お客さまの中には「自分がしたいことを、どんな言葉で表現するべきなのかわからない」という方から、会社経営者などビジネス全般に精通されていらっしゃる方まで 千差万別です。だからこそ、相手の真意を理解するために分かりやすい表現でかつ迅速に対応することを意識しています。「以前よりもお客さまにスムーズに伝えることができた」「以前よりもお客さまから喜ばれた」という、小さな達成感を積み上げながら、日々成長を実感しているところです。
小笠原
小笠原
菊川さんが担当するのが「一般に思い浮かべる銀行業務」とすれば、私の担当業務は「え、それも銀行の仕事なの?」と思われるかもしれません。具体的には新規事業分野における「広告・マーケティング」のご提案なのですが、例えば行内のデジタルサイネージへの出稿提案や、銀行が保有するデータを活用し、お取引先がお届けしたい層にターゲティングして送付するDMをおすすめするなど、さまざまなアプローチを行っています。広告ですからマーケティングやターゲット設定など、自分なりの読みがヒットして効果が出せると、達成感を覚えますね。
小林
小林
私は融資業務を担当しています。お客さまのローンの相談への応対がメイン業務ですが、先輩行員の皆さんと連携して融資案件に取り組むこともあります。難しい内容のものもありますがとても勉強になります。少しずつ複雑な内容のものも任せてもらえるようになり、より一層集中して取り組んでいます。松井さんも支店内での業務が中心ですが、またちょっと内容が異なりますよね。
松井
松井
はい。私が担当するのは「出納元締」という業務です。これは何かというと「家計簿の大規模バージョン」を作成する仕事です。「今日の入金はいくらで出金はいくら。差し引きでこれだけ残っていれば計算はぴったり」という情報を入力し、現金が足りなくなりそうなときは本店から運んでもらったり、汚れてしまったお札を交換したり、ということも行います。普段の生活では目にしないような大きな金額と向き合うので、最初は腰が引けてしましましたね(笑)
小笠原
小笠原
キャッシュレス化が進んでから、日常生活の中で現金自体を目にする機会も少なくなってきましたが、銀行の仕事をしているとやはりお金の大切さを感じますね。大きな金額でも冷静に手続きをする姿って、思い浮かべるとなんだかかっこいい気がします。
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いい意味で裏切られた
風通しの良さと柔らかいムード

菊川
菊川
入行前と入行後って業務にギャップを感じたりしませんでしたか?私は以前「銀行の窓口業務は電卓と書類を相手にする業務だ」と勝手にイメージしていたのですが、実際はお客さまとのコミュニケーションが、業務のほとんどを占めていることにびっくりしました。
小林
小林
私は業務内容というより「銀行内の雰囲気」にギャップを感じましたね。失礼ながら入行前は「お堅くて真面目で厳格な人ばかりがいる」と思っていたんですが、実際は気さくで面白い方が多くてびっくり。また「仕事が大変」「残業が多そう」というイメージも抱いていましたが、定時までにしっかりと仕事を終わらせ、すっぱり帰る人がほとんどで、いい意味で裏切られました。
小笠原
小笠原
私の場合は「風通しの良さ」にギャップを覚えました。なんでもトップダウンで物事が決まるのかと思いきや、想像以上に上層部が現場の声に耳を傾けてくれるんですよね。また新規事業案を行内公募するなど、柔軟性もある企業風土だなと感じました。
松井
松井
行内の「雰囲気のやわらかさ」に関しては私も同感です。これって支店を問わず「岩手銀行全体の風土」という感じがしますよね。一方で「想像通り」だと思ったのが「仕事の精度、確度が重要視される点」。これは金融業界すべてにいえることですが、お客さまのお金を預かっている以上「たぶん」や「きっと」という答えは許されないんですよね。目の前の業務に集中し、常に確認をすることが習慣になりました。
小林
小林
あとは「成長を後押しするためのサポート体制」が非常に充実している点も、意外といえば意外でした。セミナーやオンライン勉強会も常時開催されていて、平日の業務後などのすきま時間を活用しながら学ぶことができるのはありがたい仕組みだと思います。
小笠原
小笠原
自己研鑽に励んだ分だけポイントが付いて、自ら手を挙げて研修などにも参加できるので、自分のキャリア実現に向けてモチベーションが高まりますよね。
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「こんな仕事がしてみたい」
将来への期待と目標

菊川
菊川
私は「岩手で起業をする人達のために役に立ちたい」という入行前からの思いを叶えるため、将来は融資渉外を担当したいなと思っています。どんなバックボーンを持った方が、どんな思いで起業するのか。そうした話を通じて自分の見聞を広げられたら、と思っています。その前にまずは現在の業務の全体像をしっかりと理解できるよう、知識力とスキルのアップに努める必要がありますが…。
松井
松井
私も現在の業務内容をきちんと把握しているかと問われたら、まだ「はい」とは言えないかもしれません。ただ業務を覚えていく中で「あの業務にチャレンジしてみたい」「このスキルを習得したい」など、どんどん欲が出てきているところなので、まずは目の前のことをしっかりとこなしつつ、少しずつ業務範囲を広げていけたらと思っています。
小林
小林
私は融資担当として、財務や税務についての知識をもっと深めたいと思っています。もちろん資格取得も視野に入れています。当行は資格取得に対するサポートも手厚いので、ぜひ存分に活用しながらスキルアップに励みたいですね。
小笠原
小笠原
私は企画業務の経験をもっと積んで、提案力をアップさせることが当面の目標です。現在は法人のお客さまに対する広告事業の提案書作成が主な業務で、実際のご提案は支店の融資担当の方が行っています。いずれは自分自身が直接、法人のお客さまにご提案をしてみたいと考えています。そして「あれ、小笠原さんが担当した企画だったんだ!」とポジティブな評価をいただけるよう研鑽を積みたいと思っています。

私たちが思った、感じた
「岩手銀行の魅力」とは

松井
松井
当行は地域のお客さまとの接点が多く、そこからさまざまな知見を得られる点が魅力です。もともと大好きだった岩手ですが、お客さまとの対話を通じ、これまでとは違った「岩手の姿」が見えてきました。今後はもっと岩手に対する理解を深め、お客さまに「こんなところも素敵なんですよ」と教えてあげられるぐらいになりたいですね。
菊川
菊川
私も松井さんと同じく、「お客さまとの接点の多さ」に魅力を感じています。「こんな想いで事業をしている方々が岩手にはいるんだ」「だから岩手で事業をしているんだ」と、どんどん視野が広がるのもこの業務の醍醐味。もっと知らなかった岩手を発見していきたいです。
小林
小林
私は「残業が少なく休暇も取りやすい、ワークライフバランスに優れた体制」が素晴らしいと感じています。休暇の取得や定時での退行も、上司や先輩方が率先してくれるおかげで、私たち新入行員も後に続きやすい。自分たちが先輩になったら、後輩に対して同じように振る舞いたいと思っています。
小笠原
小笠原
私は「変革を恐れず、新しいことにチャレンジする」という風土そのものに魅力を感じています。そもそも私が担当している「広告事業」自体も、銀行としてのチャレンジだったはず。私も小さいチャレンジを日頃から重ねることから始め、いつかは新規事業の提案などにも関わってみたいと思っています。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。

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