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デジタル戦略
STORY04

OUTLINE

デジタル推進部
デジタルトランスフォーメーション(DX)推進を強化する専門部署「デジタル推進部」。
デジタルの力で地域のお客さまとの接点を強化し利便性を高めるほか、企業の生産性向上やデータを起点にした新規事業の開発にも取り組み地方銀行のあり方に変革をもたらしている。そんな期待の部署で活躍中の若手行員3人を通じて岩手銀行の挑戦の軌跡を辿ってみた。
いわぎん×DX
  • データ利活用
    取引履歴をはじめとした行内で蓄積する膨大なデータを活用し、経営戦略や営業戦略を立てる際の分析判断材料とすることを目的としている。現在はデータの利用環境を整えるシステム構築や集計業務の自動化、データを活用した分析結果の可視化などを推進している。
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  • 広告事業
    法人顧客のターゲット層に合致する個人を、銀行データを用いてターゲティング。「岩手銀行からのご案内」としてDMを送付することで、より訴求性の高いプロモーションを行っている。併せて行内のデジタルサイネージや携帯電話のショートメールなどを活用した広告サービスも展開。
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  • アプリ
    個人向け非対面サービスのメインチャネルであるスマートフォンアプリ「いわぎんアプリ」の導入推進を担うほか、保守点検や機能の付加、改善、使用レクチャーなどを手掛ける。将来的にはさまざまな金融サービスを包括的に提供する“スーパーアプリ”の実現を目指している。
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  • デジタルサポートチーム
    事業者の業務課題を整理し、デジタルツールを活用したより良い仕組みづくりの支援を担う。デジタルツールの導入そのものを目的とするのではなく、業務改善を通じて事業の成長につなげることが目的であり、使命。地域のお客さまと長年向き合ってきた岩手銀行ならではの視点で、悩みに寄り添いながら提案している。
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データ利活用

各数字の集計を自動化・一元化することで
ビッグデータの活用をスピーディに

清川は2022年に行内で有志を募った「データ・チャネルを基盤としたマーケティング支援事業」に手を挙げたメンバーのひとりだ。かねてから「銀行のビッグデータをもっと有効に活用する道があるはず」と考えていた中で「学生時代に学んだマーケティングや統計学の知識を活かし、何か寄与できればという思いがあった」と話す。2023年には正式に組織として「デジタル推進部・データ利活用チーム」が発足し、その第一期メンバーとなった。
現在彼女が手掛けるのは「集計業務の自動化」だ。これまでは売上を部署・目的によってそれぞれエクセルで集計していたものをシステムで一元化したことで、自動的な集計と横断的なデータ共有を可能にした。また数字をグラフ等で可視化し、それらを一覧で確認できるダッシュボードを構築することで「どのエリアでどのぐらい売上がアップしているか」といった分析や、それを裏付けとする営業体制の見直しを、容易かつスピーディに行うことができる環境を整えた。清川はこの「スピード感」がもたらすメリットを次のように考えている。「数字に表れている傾向と営業が肌で捉えた感覚との間に、実はギャップがあるケースも少なくない。潮流を正確にキャッチアップした資料を用意し、さらに行内で『データ利活用の習慣』を根付かせられれば、AIによる未来の予測も精度を高めることができる。加えて経営戦略や営業戦略を立てる際の有益な材料となるはずです」。
この施策で実績を残すことができれば、将来的には顧客のデータを預かっての、経営コンサルティングなどといった新規事業につながるかもしれない、と清川は同事業の可能性に期待を持っている。

担当者:清川 祥子
デジタル推進部/データ利活用チーム

2021年入行。学生時代には経済学部でマーケティングや統計学などを学ぶ。「地元岩手に活気を与えたい」という思いからUターンし入行。北上支店で融資業務や窓口テラーを担当した後、現職。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。

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広告事業

銀行データを活用することで
より訴求性の高い法人顧客の広告を

蛸島が現在手掛けるのは「銀行が持つ情報を活用した法人顧客のプロモーション」。例えば法人顧客が希望するターゲット層へ、銀行データを活用し「岩手銀行からのご案内」として法人顧客の広告DMを送付する、といったものだ。これにより個人情報はあくまで行内に留めつつ、法人顧客にとっては確度の高いプロモーションが実現できるという。
ここまで実績を残してきた一方で、蛸島は「しかしまだ、課題もある」と話す。「お客さまの業種によっては、レバレッジに差が生じます。あまり高額ではない商品を扱うお客さまの場合、コスパが見合わないというケースですね。また正確に『銀行データからその先の購買行動を読み解く』には、高い考察力が求められると感じます」。どのような法人に、いかなるデータを使用して、どういったプロモーションが有効か。ケースを積み上げることで見えてくるものもある。彼女たちのトライには、まだ多くの可能性が眠っているようだ。

担当者:蛸島 奈々子
デジタル推進部/広告マーケティング事業

「地元で、幅広いお客さまを相手にする仕事がしたい」との思いからUターンで2019年に入行。二戸支店での窓口テラー、DX化推進を目的とする「DXLab」を経て2023年より現職。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。

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アプリ

残高照会も、振込手続きも指一本で
広がる「いわぎんアプリ」の可能性

入行してすぐに「いわぎんアプリ」の保守と運用を担う現在の部署へ配属となった及川。現在は大学時代に学んだグラフィックデザインの知識を生かし、アプリ推進を目的としたキャンペーンチラシや、アプリ内に掲出するバナー制作などを担当している。アプリの仕様設計も及川たち行員が行うが、そのとき最も大切にするのはユーザビリティだ。「アプリ開発に関しては、まだ先輩方のサポートに留まっていますが、例えばアプリのダウンロードサイトに寄せられた口コミコメントも一つずつ目を通し『誰もが初見で操作できるインターフェイス』構築を心がけています」。例えば「ATM手数料優遇サービス(※)」特典適用情報のアプリ画面表示もそのひとつ。ログイン時のIDでユーザーを識別し、画面の出し分けによりユーザー毎に異なる特典を表示させる。半年に及ぶベンダーとの打ち合わせを経て完成に至った、渾身の仕事だ。今後はプログラミングの知識を身に着け、ベンダーとより深いコミュニケーションをとれるようになることが目標、と話す彼女。その先には「誰もがスマホひとつで金融手続きを行う」未来が待っているはずだ。

※取引状況に応じて、ATM利用手数料を優遇する特典を適用するサービス

担当者:及川 詩織

2023年入行。出身地・大学とも隣県の宮城ながら、それまで思い描いてきた「地域の暮らしに寄与できる仕事」にもっともフィットしたという、岩手銀行への“Iターン入行”を決めた。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。

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デジタルサポートチーム

業務の“当たり前”を
デジタル活用でアップデートする

事業者の業務課題を整理し、デジタルツールを活用した改善を支援するデジタルサポートチーム。日々の業務に潜む非効率を見直し、地域企業の成長を後押ししている。川又は現在、業務フローの整理から課題を可視化した上で、最適なデジタルツールの選定、導入後の運用定着までを一貫して担当。自身が手がけた人事労務業務のデジタル化支援の事例では、従来のやり方を変えることに不安を感じる声も多く、当初は戸惑いの声もあったという。そこで、業務内容に合わせた運用設計を行い、操作説明を重ねながら定着を支援。不安を解消しつつ、段階的に移行を進めていった。導入後には「他の業務に時間を使えるようになった」と感謝の声も届き、大きなやりがいにつながった。
「デジタルツールは導入して終わりではなく、現場で使われてこそ意味がある」。川又は現状を丁寧に分析し、最適なツールの選定から運用の定着まで、一貫して伴走支援することを大切にしている。今後はAIなど新技術も積極的に取り入れながら、企業にとって最も身近な「経営とデジタルの相談相手」として、地域の発展に貢献していきたいと考えている。

担当者:川又 寛貴

2018年入行。岩手県北上市出身。営業店での渉外業務を経て、「より主体的にお客さまの課題解決に関わりたい」と考えるようになった。地域企業におけるDX推進支援ニーズの高まりを背景に、ICTコンサルティングチームの立ち上げメンバーに自ら希望し、参加。

※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。

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