入行してすぐに「いわぎんアプリ」の保守と運用を担う現在の部署へ配属となった及川。現在は大学時代に学んだグラフィックデザインの知識を生かし、アプリ推進を目的としたキャンペーンチラシや、アプリ内に掲出するバナー制作などを担当している。アプリの仕様設計も及川たち行員が行うが、そのとき最も大切にするのはユーザビリティだ。「アプリ開発に関しては、まだ先輩方のサポートに留まっていますが、例えばアプリのダウンロードサイトに寄せられた口コミコメントも一つずつ目を通し『誰もが初見で操作できるインターフェイス』構築を心がけています」。例えば「ATM手数料優遇サービス(※)」特典適用情報のアプリ画面表示もそのひとつ。ログイン時のIDでユーザーを識別し、画面の出し分けによりユーザー毎に異なる特典を表示させる。半年に及ぶベンダーとの打ち合わせを経て完成に至った、渾身の仕事だ。今後はプログラミングの知識を身に着け、ベンダーとより深いコミュニケーションをとれるようになることが目標、と話す彼女。その先には「誰もがスマホひとつで金融手続きを行う」未来が待っているはずだ。
※取引状況に応じて、ATM利用手数料を優遇する特典を適用するサービス
担当者:及川 詩織
2023年入行。出身地・大学とも隣県の宮城ながら、それまで思い描いてきた「地域の暮らしに寄与できる仕事」にもっともフィットしたという、岩手銀行への“Iターン入行”を決めた。